EarFun Air Pro 4とAir Pro 4+を比べると、価格差だけでなく、ドライバー構成や対応コーデック、探す機能に違いがあります。
先に選び方をまとめると、次のとおりです。
- 価格を抑えながらANCを重視するならAir Pro 4i
- 1万円以内で機能のバランスを取りたいならAir Pro 4
- 音の細かさや分離感を重視し、1万円を超えてもよいならAir Pro 4+
- 1万円を超えるなら、音質だけでなくスマホ連携や探す機能まで他社製品と比べる
私はEarFunの3機種を所有していないので、この記事では、2026年8月26日に確認した公式情報と複数の実機レビューをもとに違いを整理します。装着感、音質、ANCの効き方は、レビュー上の傾向として紹介します。
ちなみに私はPixel Buds Pro 2を実際に使っています。初めて高価なワイヤレスイヤホンを買って、ANCだけでなくスマホとの連携や、音を鳴らして探せる便利さも選択材料になると感じました。そのため、1万円を超えるモデルはスマホ連携まで含めて比べるといいと思います。
Air Pro 4・4i・4+の違いを一覧で比較
| 比較項目 | Air Pro 4i | Air Pro 4 | Air Pro 4+ |
|---|---|---|---|
| 公式サイト表示価格 | 7,990円 | 9,990円 | 13,990円 |
| ドライバー | 11mmチタンコーティング複合振動板 | 10mmダイナミック | 10mmダイナミック+BAのハイブリッド |
| Bluetooth | 5.4 | 5.4 | 6.0 |
| 主な高音質コーデック | LDAC | LDAC、aptX Lossless | LDAC、aptX Lossless、LC3 |
| ANCの公称値 | 最大50dB | 最大50dB | 最大50dB |
| 最大再生時間(イヤホン/ケース込み) | 9.5時間/40時間 | 11時間/52時間 | 12時間/54時間 |
| 装着検出 | 公式ページで確認できず | あり | あり |
| 探す機能 | 「検索ハブ」対応の記載あり。対象範囲は確認できず | 公式ページで掲載を確認できず | Find Hubで最後の位置確認・音を鳴らす機能あり |
| 位置づけ | 価格とANC重視 | バランス型 | 音質仕様と機能を強化 |
価格は2026年8月26日にEarFun公式サイトで表示されていた金額です。セール時は表示価格が変わります。再生時間はANCをオフにした場合の公称値で、音量やコーデックなどの条件によって短くなります。
Air Pro 4と4+の大きな違いは音質仕様と価格
Air Pro 4は10mmのダイナミックドライバーを1基搭載したモデルです。LDACとaptX Losslessに対応し、装着検出、ワイヤレス充電、マルチポイントなど、日常で使いやすい機能をそろえています。
Air Pro 4+は、10mmダイナミックドライバーにBAドライバーを組み合わせたハイブリッド構成です。EarFunは、低域の力強さと高域の細かな表現を両立する設計だと説明しています。Bluetooth 6.0やLC3にも対応し、Find Hubで最後に確認された位置を見たり、音を鳴らしたりできる点もAir Pro 4との違いです。
実機レビューでは、Air Pro 4+はAir Pro 4より高域の粒立ちや音の分離感が良くなったと評価されています。
4,000円の差を払う意味が出やすいのは、次のような人です。
- ボーカルや楽器の細かな表現を重視する
- イヤホンを使う時間が長く、音質へ予算をかけたい
- LDACとマルチポイントの併用やFind Hubを使いたい
- 1万円を超えても、他社製品と比べてAir Pro 4+を選びたい
Air Pro 4iは安さとANCを優先したい人向け
メーカーは、Air Pro 4よりも低周波帯のノイズ低減を強化したと説明しています。電車やバスなどの低い走行音を抑えたい人が4iを選ぶ理由になります。
一方、公式ページではAir Pro 4と4+にある装着検出を確認できず、高音質コーデックはLDACのみです。最大再生時間はケース込み40時間で、残り2機種より短くなります。
価格を抑えてANCを優先するなら4i、装着検出や再生時間も欲しいなら4、音質仕様まで上げたいなら4+と整理できます。
Air Pro 4シリーズの口コミ・実機レビュー傾向
口コミは、音質や装着感を判断する参考になります。ただし、耳の形、使用端末、イヤーピース、音源によって評価が変わります。また、レビュー用に製品提供を受けている記事もあるため、ここでは複数のレビューで見られた傾向として整理します。
Air Pro 4の口コミ傾向
良い評価では、低域だけが強すぎない聴きやすい音、機能の多さ、装着検出を含む使いやすさが挙げられています。1万円前後で音質と機能を両立しやすいという評価です。
実機レビューでは、LDACとマルチポイントを併用できない点が挙げられています。高音質コーデックと2台同時接続のどちらを優先するか決める必要があります。ファームウェアで条件が変わることもあるため、購入時は公式アプリで最新仕様を確認してください。
参考:カジェログの実機レビュー、マクリンの実機レビュー、Plusgadgetの実機レビュー
Air Pro 4iの口コミ傾向
良い評価では、低い走行音に対するANCの強さや、圧迫感を抑えた装着感が挙げられています。音は刺激を抑えた聴きやすい傾向とするレビューがある一方、明るさや立体感を評価するレビューもありました。
気になる点としては、Air Pro 4より固定感が弱いと感じる人がいること、実機レビューで装着検出非対応とされていること、Air Pro 4よりケースに傷が付きやすそうという指摘があります。安さだけで決めず、装着検出を使うかも確認したいところです。
参考:カジェログの実機レビュー、マクリンの実機レビュー、Goodgoodlifeの実機レビュー
Air Pro 4+の口コミ傾向
良い評価では、Air Pro 4より音がクリアで、ボーカルや楽器の輪郭を捉えやすいこと、低域の厚みと細かな音を両立しやすいことが挙げられています。密閉感やフィット感を評価するレビューもありました。
一方で、ANCや外音取り込みの評価は一致していません。ANCを十分とする測定レビューがある一方、期待ほど強くないとするレビューもあります。風がある場所でのマイク品質を気にする評価もありました。
Air Pro 4+は、全項目がAir Pro 4より上というより、音質仕様と一部の機能に4,000円を払うモデルです。
参考:カジェログの実機レビュー、SoundGuysの測定レビュー、Scarbirの実機レビュー
音質だけならAir Pro 4+が気になるが、1万円超は総合力で迷う
今回調べてみて、Air Pro 4+とAir Pro 4には思ったより価格差があると感じました。
私はイヤホンを使う頻度が高いため、多少高くても音質や装着感の良い方を選びたいです。ハイブリッドドライバーを採用し、細かな音の表現が評価されているAir Pro 4+は気になります。
ただ、13,990円になると話が変わります。1万円を超えるなら、EarFunの中だけでなく、自分のスマホとの連携やANC、探す機能まで含めて、ほかの上位イヤホンも比較したくなります。
私はPixelスマホを使っているため、現在はPixel Buds Pro 2を使用しています。初めて買った高価なワイヤレスイヤホンですが、ANCは優秀だと感じています。家の中でどこに置いたか分からなくなったとき、音を鳴らして見つけられたのも助かりました。大きな不満はありませんが、ケースは少し汚れやすいです。
正直、1万円を超えるなら、音質だけでAir Pro 4+に決めず、自分が毎日使う機能まで比べて選びたいですね。
購入前に確認したい注意点
- 公式サイト表示価格はセールで変わる
- 高音質コーデックはスマホ側の対応も必要
- ANCや外音取り込みは、イヤーピースの密閉度と耳の形で変わる
- Air Pro 4iの検索ハブは、公式ページだけでは探せる対象や鳴動範囲を確認できなかった
- Air Pro 4+の急速充電は、公式ページ内に「10分で3時間」と「10分で2時間」の表記があり一致していない
- 口コミは使用条件と提供の有無を見たうえで参考にする
- 装着感を重視する場合は返品条件を確認し、購入後にフィットを確かめる
EarFun公式サイトの保証規約には30日間返金保証と18か月保証の案内がありますが、適用条件は購入先と最新の規約を確認してください。仕様の細かな食い違いが気になる場合は、購入直前に公式ページか販売元へ確認するのが確実です。
現在の価格と在庫を確認する
公式価格やセール状況は変わるため、購入先で最新の価格と在庫を確認してください。
まとめ
Air Pro 4と4+の主な違いは、4,000円の価格差、ドライバー構成、Bluetoothの世代、対応コーデック、探す機能です。
1万円以内で機能のバランスを取るならAir Pro 4、価格とANCを優先するならAir Pro 4i、音質仕様とFind Hubを重視するならAir Pro 4+が候補です。ただし、1万円を超えるなら、スマホとの連携や毎日使う機能まで他社製品と比べることも重要です。
