私は165HzのASUS VG258QR-Jに、240HzのINNOCN 25G2Sを追加して2枚運用にしました。
私の検証範囲では、165Hzから240Hzへの変化よりも、画面を分けて使えることと、液晶の見やすさの方が満足度に影響しました。
一方で、狭いデスク環境では置き場所と安定性に注意が必要です。
【結論まとめ】
ゲーミングモニター2枚運用は、配信やブログ作業をする人ほど効果を感じやすいです。
- 165Hzから240Hzの差は大きくない
- 液晶の見やすさの方が印象に残る
- 配信、作業、動画視聴を分けやすい
- 狭いデスクでは置き場所とぐらつきが課題
- 安定性を考えるなら設置方法も重要
今回使っている2台は、以下のモニターです。価格は変動するため、購入前に最新価格を確認してください。
※本文中の価格は私が購入した当時の金額で、商品リンク部分の価格は確認時点の表示です。
【背景】1枚運用から2枚運用への移行
ゲーミングモニター1枚でも使えますが、配信や作業を始めると不足を感じる場面が出てきます。
私は2022年11月にASUS VG258QR-Jを20,800円で購入しました。当時は、24.5インチ、FHD、165Hz、0.5msというスペックで、ゲーム用として十分だと感じていました。
高さ調整や縦横回転にも対応しており、1枚運用でも大きな不満はありませんでした。しばらくはこの1枚で、ゲームも普段のPC作業も行っていました。
ただ、ゲーム配信やブログ作業をするようになると、画面の切り替えが増えました。
ゲーム配信では、ゲーム画面を開きながら、配信ソフトやコメント欄も確認したくなります。ブログ作業では、記事編集画面の横に、調べものや画像フォルダを置きたくなります。
1枚でも作業自体はできます。
ただ、ウィンドウを重ねたり、何度も切り替えたりするため、少しずつ面倒に感じるようになりました。
私のPC環境は、専用の広いデスクではなく、こたつテーブルが中心です。作業部屋を整えているというより、家庭の生活スペースの中にゲーミングPCとモニターを置いています。
家族の動きもあるため、PC環境だけを優先して配置できるわけではありません。そのため、2枚に増やすときも、性能だけでなく「本当に置けるのか」「邪魔にならないか」「安定して使えるのか」が気になりました。
その後、モニターも古くなってきたことと、2枚運用を試したくなったことから、2025年12月にINNOCN 25G2Sを25,800円で追加購入しました。
この時点で、私の環境はASUS VG258QR-Jの1枚運用から、INNOCN 25G2SとASUS VG258QR-Jの2枚運用に変わりました。
現在使っているゲーミングPCの長期使用感は、別記事で整理しています。

【目的】家庭と副業を含めた実用性の確認
ゲーミングモニターを2枚に増やす価値があるかを、家庭での実体験から整理します。
確認したかったのは、主に次の3点です。
- 165Hzから240Hzで体感差はあるか
- 2枚運用で作業しやすくなるか
- 家庭の限られた場所でも設置できるか
ゲーミングモニターでは、240Hzや応答速度などの数字が注目されやすいです。FPSゲームをするなら、リフレッシュレートや応答速度は気になる部分です。
ただ、家庭で使う場合は数字だけでは判断しにくいと感じました。
机の広さ、置き場所、配線、子どもが近くにいる環境、ブログ作業との相性。こうした現実的な部分も、満足度に関わります。
特に、私のようにこたつテーブルをPCスペースとして使っている場合、一般的なレビューとは条件が少し違います。
広いデスクにモニターアームで2枚並べられるなら、設置の悩みは少ないかもしれません。ですが、家庭の生活スペースで使う場合は、性能よりも置き方や安定性が気になることがあります。
そのため、2枚運用の便利さだけでなく、限られた作業スペースでの置き場所と安定性も含めて整理します。
【方法】2台のモニターを家庭環境で使用
ASUS VG258QR-JとINNOCN 25G2Sの2台を、家庭のこたつ環境で使用しました。
現在は、INNOCN 25G2Sをメインモニター、ASUS VG258QR-Jをサブモニターとして使っています。
確認した使い方は、主に次の3つです。
- ゲーム配信
- ブログ作業
- 子どもの動画視聴
ゲーム配信では、メイン画面でゲームを表示し、サブ画面で配信ソフトやコメント欄を確認します。
ブログ作業では、メイン画面で記事を書き、サブ画面で参考情報や画像、メモを開きます。
家庭内利用では、片方の画面で子どもに動画を見せ、もう片方の画面で自分が作業することもあります。
設置環境はこたつテーブルです。
少し変わった使い方ですが、私の場合はこの環境が日常のPCスペースになっています。専用デスクを置くほどの広さはなく、家族の生活スペースと兼用する形です。
こたつテーブルの上にINNOCN 25G2Sを置き、こたつの横にゲーミングPCを置いて、その上にASUS VG258QR-Jを置いています。
一般的なPCデスクにモニターアームで2枚並べるような、整った環境ではありません。限られた場所でどうにか2枚使っている形です。
配線は裏に回しています。2枚運用では電源ケーブルと映像ケーブルが増えるため、正面から見たときに目立たないようにしました。
この設置方法は、見た目だけならそこまで気になりません。一方で、ASUSのモニタをゲーミングPCの上に置いているため、安定性は課題として残っています。
【結果】検証で見えた事実
使用している2台の違いを整理します。
※本文中の価格は私が購入した当時の金額で、商品リンク部分の価格は確認時点の表示です。
| 項目 | ASUS VG258QR-J | INNOCN 25G2S |
|---|---|---|
| 購入時期 | 2022年11月 | 2025年12月 |
| 購入価格 | 20,800円 | 25,800円 |
| サイズ | 24.5インチ | 24.5インチ |
| 解像度 | FHD | WQHD |
| リフレッシュレート | 165Hz | 240Hz |
| パネル | TN | IPS |
| 応答速度 | 0.5ms | 1ms |
| 接続端子 | HDMI 1.4、DisplayPort 1.2、DVI-D | HDMI 2.1×2、DisplayPort 1.4×2 |
| その他 | スピーカー、高さ調整、縦横回転 | VESA対応、非光沢ディスプレイ |
| 現在の用途 | サブ画面 | メイン画面 |
| 気になった点 | 角度で色が変に見える | スタンドが結構ぐらつく |
| 良かった点 | 高さ調整、縦横回転 | 液晶がきれいに見える |
165Hzと240Hzの体感差
INNOCN 25G2Sの方が滑らかになった感じはあります。ただ、165Hzから240Hzに変えた瞬間に、はっきり世界が変わるような印象ではありません。
私の検証範囲では、240Hzの滑らかさよりも、TNパネルからIPSパネルになったことによる液晶のきれいさの方が印象に残りました。
ASUS VG258QR-JのTNパネルは、正面から見る分には使えます。ただ、角度が付くと色が変に見える点が気になります。
限られた作業スペースで2枚置くと、どうしてもサブ画面を見る角度が付きます。そのときに、TNパネルの見え方の弱さを感じました。
一方で、INNOCN 25G2SはIPSパネルなので、画面が見やすい印象です。
配信・ブログ・家庭利用での変化
1枚だけのときは、ゲーム画面を表示しながら、配信ソフトやコメント欄を見るために画面を切り替える必要がありました。
2枚にしてからは、メイン画面にゲーム、サブ画面に配信関連を置けます。
メイン画面で記事を書き、サブ画面で画像やメモを開けるため、作業の流れが途切れにくくなりました。画面を何度も切り替えなくてよいので、記事作成中の確認作業もしやすいです。
家庭内では、子どもの動画視聴にも使えます。
片方のモニターで子どもに動画を見せ、もう片方で自分が作業する使い方ができるため、ゲームや副業だけでなく、日常生活でも使い道がありました。
狭いデスク環境で気になった点
ただし、安定性には不安があります。
ASUSはゲーミングPCの上に置いているため、置き方としてやや不安定です。さらに、INNOCN 25G2Sもスタンド部分が結構ぐらつくため、モニター本体の安定感も気になりました。
便利になった一方で、設置方法とモニターのぐらつきは改善したい点です。
私と同じ置き方をおすすめするというより、狭い環境で無理に2枚置くとこういう不安が出る、という失敗談に近いです。
【考察】生活の中で感じたこと
一般論として、ゲーミングモニターでは165Hzより240Hzの方が高性能です。
数字だけを見れば、240Hzの方が1秒間に表示できる回数が多く、動きの滑らかさにも有利です。FPSゲームをよく遊ぶ人にとっては、240Hzを選ぶ意味はあります。
ただ、私の生活では、165Hzから240Hzへの体感差は大きくありませんでした。
追加購入前は、240Hzにするとゲーム画面の滑らかさがかなり変わるのではないかと思っていました。実際には、滑らかになった感じはあるものの、強く印象に残るほどではありません。
むしろ、印象に残ったのはIPSパネルの見やすさです。
2枚運用では、メイン画面を正面から見て、サブ画面を少し斜めから見ることがあります。そのため、ASUS VG258QR-JのTNパネルでは、角度による色の変化が気になりました。
この点を考えると、2枚目のモニターを選ぶときは、リフレッシュレートだけでなく、パネルの種類も見た方がいいです。
2枚運用で変わった作業性
私の場合、ゲーム配信、ブログ作業、子どもの動画視聴で使っています。
ゲーム配信では、メイン画面でゲーム、サブ画面で配信ソフトやコメント欄を確認できます。ブログ作業では、記事編集画面と調べもの画面を分けられます。
家庭内では、子どもの動画視聴用としても使えます。
このように、ゲーミングモニターはゲームだけの道具ではなく、家庭と副業をまたいで使えるPC環境の一部だと感じました。
特に、夜の限られた作業時間では、画面切り替えが減るだけでも作業の流れが途切れにくくなります。
ゲーミングキーボードを普段使いした感想は、別記事で整理しています。

狭い作業スペースで見えた注意点
狭い作業スペースで使っている点は、一般的なレビューとは少し違う部分です。
広いPCデスクに2枚並べた話ではないため、見た目のきれいさや設置の安定性では不利です。一方で、家庭の生活スペースで使う場合に、どこまで実用になるかは確認しやすい環境でした。
24.5インチを2枚置くと、それなりに横幅を使います。私のように限られた作業スペースで使う場合、きれいに横並びにするのは難しいです。
私はASUSをゲーミングPCの上に置いているため、安心できる設置方法とは言いにくいです。軽く当たったときの揺れや、地震のときの不安もあります。
また、INNOCN 25G2Sはメインモニターとして使っていますが、スタンド部分が結構ぐらつく点が気になりました。
狭いデスクで2枚運用する場合は、モニターを置けるかだけでなく、台座の安定感や揺れにくさも見た方がいいです。
本来なら、モニターアームや安定した台を使った方がよいと思います。
モニターアームを使う場合は、机に固定できるかも確認が必要です。天板の厚みや形状によっては、クランプ式のアームが付けにくい場合があります。
高いリフレッシュレートやWQHD表示を使う場合、HDMIやDisplayPortの規格も見ておいた方がいいです。規格が合っていないと、本来の性能で表示できないことがあります。
2枚になると、電源ケーブルと映像ケーブルの本数も増えます。配線を裏に回すと見た目は気になりにくいですが、最初に取り回しを考えておいた方が楽です。
向いている人・向かない人
向いている人と向かない人を整理します。
| 判断項目 | 向いている人 | 向かない人 |
|---|---|---|
| ゲーム配信 | 配信画面やコメント欄を同時に見たい人 | ゲーム画面だけ見られれば十分な人 |
| ブログ作業 | 編集画面と調べものを分けたい人 | 画面切り替えが苦にならない人 |
| 家庭利用 | 子どもの動画視聴にも使いたい人 | 子どもが触れやすく安定性を確保しにくい人 |
| 設置環境 | 机や台に余裕がある人 | 置き場所がかなり限られている人 |
| 買い替え目的 | 画面の見やすさや作業性を上げたい人 | 240Hzの体感差だけを期待している人 |
私の結論としては、1枚目がすでに165Hz以上なら、240Hz化だけを目的に買い替える必要性は高くありません。
それよりも、2枚にして使い分けを増やす方が、ゲーム配信やブログ作業では変化を感じやすいです。
狭いデスクや家庭の生活スペースでは置き場所に悩みますが、その分、2枚運用の現実的な使いやすさも確認しやすいと感じました。
【質疑応答(Q&A)】2枚運用の判断材料
- ゲーミングモニターは2枚あると便利ですか?
-
配信や作業をするなら、2枚あると便利です。
ゲームだけなら1枚でも使えます。ただ、配信ソフト、コメント欄、攻略情報、ブログ編集画面などを同時に開くなら、2枚ある方が使いやすいです。
私の場合、ゲーム配信とブログ作業では2枚運用の効果を感じました。
- 165Hzから240Hzに変えると体感差はありますか?
-
体感差はありますが、私には大きくありませんでした。
INNOCN 25G2Sに変えて、滑らかになった感じはあります。ただ、ASUS VG258QR-Jの165Hzから大きく変わったとは感じません。
私の使い方では、リフレッシュレートよりも液晶のきれいさと2枚運用の方が印象に残りました。
- TNパネルとIPSパネルは違いますか?
-
斜めから見るなら、違いは感じやすいです。
ASUS VG258QR-JのTNパネルは、角度が付くと色が変に見える点が気になりました。
2枚運用ではサブ画面を斜めから見ることがあります。そのため、サブ画面でも見やすさを重視するなら、IPSパネルの方が使いやすいと感じました。
- 狭いデスクでもデュアルモニターはできますか?
-
モニターを置いたときの安定性と、スタンドのぐらつきを先に見た方がいいです。
私の場合はこたつテーブルですが、同じように奥行きや固定性に余裕がない机では、安定性を先に見た方がいいです。
配線は裏に回せたので、見た目ではあまり気になりません。ただ、ASUSをゲーミングPCの上に置いているため、やや不安定です。
安心して使うなら、台やモニターアームも検討した方がよいと思います。
- 2枚目のモニターは高性能なものを選ぶべきですか?
-
用途によっては、高性能より見やすさが大事です。
メインでFPSゲームをするなら、240Hzなどの高リフレッシュレートは候補になります。
一方で、サブ画面として使うなら、リフレッシュレートよりも視野角、解像度、端子、設置しやすさを見た方がよいです。
私の検証範囲では、サブ用途では画面の見やすさがかなり大事でした。
【結語】
私の場合、165Hzから240Hzへの変化よりも、画面を分けて使えることと、IPSパネルの見やすさの方が満足度に影響しました。
一方で、狭いデスクでは置き場所と安定性が課題です。2枚目を追加するなら、リフレッシュレートだけでなく、パネルの見やすさ、スタンドの安定感、設置場所まで含めて考えた方が失敗しにくいと感じました。
