- 「Logicool Gから出た新しい薄型キーボード、FPSゲームで本当に勝てる性能なの?」
- 「WootingやRazerのキーボードと比べて、どれを買えばいいのか分からない」
- 「G913の薄さは好きだけど、機能や打鍵感はどう進化したの?」
このような疑問を持っていませんか?
この記事では、Logicool Gの意欲作「G515 RAPID TKL」について、その特徴や評判を客観的なデータに基づいて解説します。
この記事の要点
- 薄さ22mmのロープロファイル設計で、リストレストなしでも手首が疲れにくい。
- 磁気アナログスイッチ搭載により、0.1mm単位でのラピッドトリガーが可能。
- PBTキーキャップ採用で、長期間使っても表面がテカりにくい。
- 有線接続専用であり、ワイヤレス機能は搭載されていない点に注意。
- Wooting 80HEと比較して、入手しやすく価格が抑えられているのが強み。
この記事の信頼性について
この記事では、特定の意見に偏ることなく、読者に正確な情報を提供することを最優先としています。
そのために、以下を含む複数の一次情報源や信頼性の高い情報を調査・分析した上で、客観的な視点でまとめています。
- Logicool G G515 RAPID TKL 公式製品ページ
- Reddit (r/LogitechG, r/MechanicalKeyboards) のユーザー投稿
- 国内外のテックメディアによる詳細レビュー
この記事でわかること
- G515 RAPID TKLが、自分のプレイスタイルやデスク環境に合っているか
- 競合する「Wooting」や「Razer」との具体的な違い
- G913などの旧モデルから乗り換えるべきかどうかの判断基準
G515 RAPID TKLの基本スペックと発売情報
まずは、このキーボードの基本的な情報と、これまでのモデルとの違いを整理します。
発売日と価格について
G515 RAPID TKLは、日本国内では2025年10月9日に発売されました。
価格は、大手家電量販店などの実売価格で約23,000円〜24,500円(税込)ほどです。
これまでのLogicool Gのハイエンドモデル(G913など)は3万円を超えることが多かったため、最新機能を搭載しながらも、比較的手に取りやすい価格設定になっています。
また、海外メーカーの製品と違い、国内の量販店で実機を触ってから購入できる「安心感」も大きなポイントです。
※価格は執筆時点(2025年11月28日)のものであり、変動する可能性があります。
「G515 LIGHTSPEED」との決定的な違い
名前に「G515」とつく製品は2種類あるため、混同しないよう注意が必要です。
G515 LIGHTSPEED TKL
ワイヤレス対応。
通常のメカニカルスイッチ(茶軸など)を搭載。
G515 RAPID TKL(本製品)
有線接続のみ。
磁気アナログスイッチ(ラピッドトリガー)を搭載。
今回解説する「RAPID」モデルは、競技シーンでの反応速度を最優先にした「有線専用モデル」です。
デスクの上からケーブルをなくしたい方は、注意が必要です。
最大の特徴「ロープロファイル×磁気スイッチ」とは
このキーボードが注目されている最大の理由は、「極薄の本体」と「最新の磁気センサー技術」を組み合わせた点にあります。
手首に優しい「ロープロファイル設計」
一般的なゲーミングキーボードは高さがあるため、長時間使っていると手首を反らせる形になり、疲れやすくなります。
そのため、多くの人が「リストレスト(手首置き)」を別途購入して使っています。
しかし、G515 RAPID TKLはキーボードの高さがわずか22mmしかありません。
リストレストを使わなくても、ノートパソコンのような自然な角度で手を置くことができます。
- ゲーム用途:長時間プレイしても手首への負担が少ない。
- 仕事用途:手首を自然な位置に置けるため、タイピング作業も快適。
ラピッドトリガーと磁気スイッチの仕組み
G515 RAPID TKLには、磁気ホール効果センサー(Magnetic Hall Effect Sensor)を利用したスイッチが搭載されています。
通常のスイッチが「物理的な接点が触れ合う」ことで反応するのに対し、磁気スイッチは「磁石の距離」をセンサーが読み取って反応します。
これにより、以下の機能が実現しました。
ラピッドトリガー (Rapid Trigger)
キーを離した瞬間に「入力OFF」、少しでも押せば「入力ON」になります。
FPSゲーム(VALORANTなど)で、キャラクターをピタッと止める「ストッピング」という動作が劇的に速くなります。
最短0.1mmから設定可能です。
関連する詳しい解説はこちらの記事も参考にしてください。

SOCD(KEY PRIORITY)機能
「Aキー(左)」と「Dキー(右)」を同時に押したとき、「後から押した方」を優先して入力する機能です。
左右に激しく動く撃ち合いのシーンで、操作ミスを減らし、有利に動くことができます。
G913ユーザーが気になる「改善点」と「打鍵感」
Logicool Gの薄型キーボードといえば、名機「G913(G915)」があります。
G515 RAPID TKLは、G913で不満とされていた多くの点が改善されています。
キーキャップが「PBT素材」になりテカらない
G913の最大の弱点は、使っているうちにキーの表面が削れてツルツルにテカってしまうことでした。
G515 RAPID TKLでは、耐久性に優れたPBT(ポリブチレンテレフタレート)という素材が採用されています。
表面はサラサラとしたマットな質感で、指の脂や汗によるベタつきも軽減されています。
静音性の向上(コトコト音)
内部に吸音フォーム(音を吸収するクッション)が入っているため、カチャカチャとした高い音が抑えられています。
「コトコト」という低めの落ち着いた音で、家族が寝ている夜間の使用や、ボイスチャットに打鍵音が入りにくい設計になっています。
静音性を重視する方は、以下の記事も参考にしてください。

スイッチの安定感
調査によると、この製品にはRaesha(瑞翼鯊)製の磁気スイッチが採用されている可能性が高いです。
このスイッチは「ボックス型」と呼ばれる形状をしており、キーを押したときのグラつきが非常に少なくなっています。
また、工場出荷時に潤滑剤(ルブ)が塗られているため、非常に滑らかな押し心地です。
ライバル機種との比較:WootingやRazerとの違い
購入を迷うライバル機種との違いを明確にします。
Wooting 80HE / 60HE
「ラピッドトリガーといえばWooting」と言われるほどの定番メーカーです。
Wootingの強み
設定ソフトが非常に使いやすい、カスタマイズ(改造)が自由自在。
G515 RAPIDの強み
圧倒的に薄い(ロープロファイル)、国内の量販店ですぐ買える、日本語配列がある。
Razer DeathStalker V2 Pro TKL
Razerの薄型モデルです。
Razerの強み
ワイヤレス接続ができる。
G515 RAPIDの強み
キーキャップの質が良い(PBT)、打鍵感が滑らか。
DrunkDeer A75
コストパフォーマンスに優れた磁気キーボードです。
DrunkDeerの強み
価格が安い(2万円以下で買えることも)。
G515 RAPIDの強み
高級感とビルドクオリティ。
G515 RAPIDはトッププレートにステンレス・スチールを採用しており、剛性が高く、見た目も安っぽさがありません。
選び方については、以下の記事でも詳しく解説しています。

海外やネット上の評判・口コミ
Redditなどのコミュニティや、先行レビューでの評価をまとめました。
良い評判
- 「G913の形状が好きだった自分にとって、これこそが待ち望んでいた完成形だ」
- 「ロープロファイルなのにペチペチした安っぽい音がせず、コトコトとした心地よい音がする」
- 「PBTキーキャップの手触りが最高。もうテカる心配をしなくていいのが嬉しい」
気になるところ・注意点
- 「設定ソフトの『G HUB』が少し使いにくい。ラピッドトリガーの設定場所が分かりづらいことがある」
- 「スイッチを交換しようとしたが、非常に硬くて抜けにくい。無理に抜こうとすると壊れそう」
- 「やっぱりワイヤレス版のラピッドトリガーも出して欲しかった」
スイッチの交換(ホットスワップ)に関しては、構造上かなり硬くなっているという報告が多いため、頻繁にスイッチを入れ替えたい方には不向きかもしれません。
まとめの前に:G515 RAPID TKLはどこで買うべき?
G515 RAPID TKLは、家電量販店やAmazonなどで購入可能です。
特にAmazonや楽天市場などの大型ECサイトでは、ポイント還元を含めると実質価格が安くなることが多いです。
在庫状況や現在の価格は以下から確認してみてください。
まとめ
Logicool G G515 RAPID TKLは、「手首の快適さ」と「FPSでの勝てる性能」を両立させた、非常にバランスの良いキーボードです。
特に、日本の住宅環境では「静音性」と「省スペース(TKLサイズ)」、「日本語配列」が揃っている点は大きな魅力です。
最後に、冒頭の疑問に対する回答をまとめます。
- 新しい薄型キーボード、FPSゲームで本当に勝てる性能なの?
-
はい。
0.1mmのラピッドトリガーとSOCD機能を搭載しており、プロゲーマーが使うハイエンド機と同等の反応速度を持っています。
- WootingやRazerのキーボードと比べて、どれを買えばいいのか分からない
-
「手首の疲れにくさ」と「日本語配列」を優先するならG515 RAPIDが最適です。
ワイヤレスが良いならRazer、徹底的にカスタマイズしたいならWootingを選びましょう。
- G913の薄さは好きだけど、機能や打鍵感はどう進化したの?
-
キーキャップがテカらないPBT素材になり、充電端子もUSB-Cに進化しました。
打鍵音も静かになり、質感は大きく向上しています。
ただし、有線接続になる点だけは許容する必要があります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
主な参考文献
- Low Profile Keyboard Recommendations? | Reddit https://www.reddit.com/r/keyboards/comments/1kqk5uh/low_profile_keyboard_recommendations/
- Enhanced Speed with RAPID TRIGGER MODE | Razer United States https://www.razer.com/technology/rapid-trigger-mode
- G515 RAPID TKL Wired Analog Gaming Keyboard | Logitech G https://www.logitechg.com/en-us/shop/p/g515-rapid-tkl
- Inside Look | G515 RAPID TKL | Logitech G – YouTube https://www.youtube.com/watch?v=FbLp0Qrz7RE
- SOCD Last Key Prioritizing and Rapid Trigger Enabled | Reddit https://www.reddit.com/r/LogitechG/comments/1hk3exi/socd_last_key_prioritizing_and_rapid_trigger/





