【解説】PRO X TKL RAPIDの評判と特徴まとめ|Wootingとの違いは?

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  • 「FPSで勝ちたいけれど、どのキーボードを選べばいいかわからない」
  • 「ロジクールの新しい磁気キーボード、話題だけど実際どうなの?」
  • 「有線接続のみって本当? 無線モデルとの違いは?」

FPS(一人称視点シューティング)などの対戦ゲームにおいて、キーボードの性能は勝敗を分ける重要な要素です。

特に「ラピッドトリガー」という技術が登場して以来、デバイス選びの基準は大きく変わりました。

この記事では、ロジクールGから登場した注目の磁気アナログキーボード「PRO X TKL RAPID」について、その特徴や機能を客観的な調査に基づいて解説します。

この記事の要点

  • 磁気アナログスイッチ搭載: 0.1mm単位で反応点を調整可能。
  • ラピッドトリガー対応: キーを離した瞬間にリセットされ、超高速な操作が可能。
  • 35gの軽いタッチ: 非常に軽い力で入力でき、指への負担が少ない。
  • 有線接続のみ: 安定性と通信速度を最優先したプロ仕様(無線ではない)。
  • SOCD機能(KEY PRIORITY): 左右同時押しの挙動をカスタマイズ可能。

この記事の信頼性について

この記事では、特定の意見に偏ることなく、読者に正確な情報を提供することを最優先としています。

そのために、以下を含む複数の一次情報源や信頼性の高い情報を調査・分析した上で、客観的な視点でまとめています。

  • Logitech G 公式サイトおよびマニュアル
  • PC Gamer、IGN等の海外テックメディアによる検証データ
  • 国内大手家電量販店およびPCパーツショップのデータ

この記事でわかること

  • 「PRO X TKL RAPID」が自分のプレイスタイルに合っているか。
  • Wootingなど、他社のライバル製品との違い
  • ゲームで有利になるための設定や、注意すべき機能(SOCD)
目次

PRO X TKL RAPIDの特徴とスペック

ここでは、PRO X TKL RAPIDが具体的にどのようなキーボードなのか、調査結果に基づき詳しく解説します。

ロジクール初の「磁気アナログスイッチ」とは?

最大の特徴は、従来の機械式(メカニカル)スイッチではなく、磁石の力を利用した「磁気アナログスイッチ」を搭載している点です。

仕組み

キーの中に磁石が入っており、センサーが磁力の強さを読み取ることで「キーがどれくらい押し込まれたか」を正確に検知します。

メリット

物理的な接点がないため摩耗に強く、耐久性が非常に高い(1億回以上)です。

また、反応する深さ(アクチュエーションポイント)を自由に調整できます。

耐久性が高く、反応のカスタマイズも可

「ラピッドトリガー」でストッピングが速くなる理由

このキーボードには「ラピッドトリガー(Rapid Trigger)」という機能が搭載されています。

これはFPSプレイヤーにとって非常に重要な機能です。

  • 通常:キーを離しても、決まった位置まで戻らないと入力がOFFになりません。
  • ラピッドトリガー: キーを離した瞬間、わずか0.1mmでも浮けば即座に入力がOFFになります。

これにより、移動キーから指を離した瞬間にキャラクターが静止する「ストッピング」という技術が、これまで以上に速く、正確に行えるようになります。

打ち合いで有利に

驚異の軽さ「35g」スイッチと打鍵感

搭載されているスイッチの押下圧(キーを押す重さ)は「35g」です。

一般的な赤軸キーボード(約45g)と比較しても非常に軽いです。

打鍵感

引っかかりのない、滑らかな「リニア」タイプです。

メリット

軽い力で入力できるため、長時間プレイしても指が疲れにくく、反応速度も物理的に向上します。

注意点

指を置いているだけで反応してしまうことがあるため、慣れが必要です。

疲れにくいけど、誤爆に注意

「有線接続のみ」の理由

製品名に「PRO X TKL」とありますが、同じ形状の「PRO X TKL LIGHTSPEED(無線モデル)」とは異なり、この「RAPID」は有線接続(USB Type-C)専用です。

これはコストカットではなく、以下の理由による「競技仕様」と考えられます。

  • 電力消費: 磁気センサーは常時通電が必要で消費電力が大きいため。
  • 安定性: 0.1mm単位の膨大なデータを遅延なくPCへ送り続けるため。

「ケーブルが邪魔になるのは嫌だ」という方は、無線モデルの検討も必要ですが、ラピッドトリガー機能は使えなくなる点に注意してください。

ビルドクオリティとサイズ感

サイズ

テンキーレス(TKL)サイズ。

マウスを動かすスペースを確保しつつ、Fキーや矢印キーも残っているため、普段使いにも便利です。

重量

公式スペックでは約1.3kgと記載されることがありますが、ケーブルを除いた本体の実測は約960g前後とされています。

底面の滑り止めもしっかりしており、激しい操作でもズレにくい設計です。

キーキャップ

耐久性の高いPBT素材を標準採用しています。

長期間使っても表面がテカりにくく、サラサラとした手触りが特徴です。

話題の「SOCD(KEY PRIORITY)」機能とは?

PRO X TKL RAPIDは、アップデートにより「KEY PRIORITY」という機能を搭載しました。

これは一般的にSOCD(Simultaneous Opposite Cardinal Direction)と呼ばれるものです。

左右同時押しの挙動が変わる

通常、Aキー(左)とDキー(右)を同時に押すと、操作が相殺されてキャラクターは棒立ちになります。

しかし、この機能を使うと挙動を変えられます。

  • ニュートラル(通常): 相殺して停止。
  • 絶対優先: 常にどちらか一方(例:右)を優先。
  • 後入力優先(Last Input Priority): 後から押した方を優先。

特に「後入力優先」に設定すると、左右に高速で動く「レレレ撃ち」や、切り返し動作が非常にスムーズになります。

ゲームごとの使用可否に注意

この機能は非常に強力ですが、ゲームタイトルによっては「ハードウェアチート」とみなされる場合があります。

  • Counter-Strike 2 (CS2): 使用が禁止されており、検知されるとマッチからキックされる可能性があります。
  • VALORANT: 執筆時点では使用可能ですが、ルールは変更される可能性があります。

プレイするゲームの規約を必ず確認し、ソフトウェア(G HUB)で適切に設定を切り替える必要があります。

競合製品との比較:どれを選ぶべき?

「結局、他の有名メーカーと比べてどうなの?」という疑問にお答えします。

特徴Logicool G PRO X TKL RAPIDWooting 60HE+Razer Huntsman V3 Pro TKL
スイッチ方式磁気アナログ (35g)磁気アナログ (60g)光学アナログ (40g)
サイズTKL (Fキーあり)60% (Fキーなし)TKL (Fキーあり)
接続有線のみ有線のみ有線のみ
日本語配列あり (JIS)一部あり (基本US)あり (JIS)
入手性・保証国内店舗で容易・2年保証海外通販が主・輸入国内店舗で容易・2年保証
価格(目安)約2.3〜2.5万円約3万円〜 (送料込)約2.8〜3万円

※価格は執筆時点(2025年11月28日)のものであり、変動する可能性があります。

PRO X TKL RAPIDがおすすめな人

  • Fキーや矢印キーが必要な人: ゲーム以外にも仕事やチャットで使う場合、TKLサイズは非常にバランスが良いです。
  • 軽いキータッチが好きな人: 35gの軽さは、指への負担を減らしたい人に最適です。
  • 国内サポート重視の人: 万が一の故障時も、日本のロジクールサポートが受けられる安心感があります。
  • 価格を抑えたい人: 実売価格で比較すると、ハイエンド磁気キーボードの中ではコストパフォーマンスが高いです。

安さ重視で選びたい場合は、以下の記事も参考にしてください。

他社製品を検討すべき人

  • 究極の反応速度を求める人: 0.001秒単位の遅延にこだわる場合、Wootingの方が数値上の性能はわずかに上です。
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  • クリック感が欲しい人: 「カチカチ」という感触が好きな人は、磁気スイッチ(リニア)の感触が合わない可能性があります。
  • 無線が良い人: ケーブルレスのデスク環境を作りたい場合は、ラピッドトリガー非搭載になりますが「PRO X TKL LIGHTSPEED」などが候補になります。

おすすめ設定ガイド(G HUB)

購入後、すぐに使えるおすすめの設定例を紹介します。

設定は専用ソフト「Logicool G HUB」で行います。

FPS向け基本設定(VALORANTなど)

WASD(移動キー)

アクチュエーションポイント(反応点): 0.3mm 〜 0.5mm

※0.1mmだと敏感すぎて誤操作しやすいため、最初は少し深めがおすすめです。

ラピッドトリガー: オン(感度 0.15mm)

スキル・ウルトキー

アクチュエーションポイント: 1.5mm 〜 2.0mm

※誤爆を防ぐため、通常のキーボードと同じくらいの深さに設定します。

SOCD(KEY PRIORITY)

VALORANTなど許可されているゲームでは「後入力優先」を試してみましょう。

CS2では必ず「ニュートラル」に設定してください。

まとめの前に:現在の価格をチェック

PRO X TKL RAPIDは、発売直後から人気が高く、在庫状況や価格が変動しやすい製品です。

公式オンラインストア価格は32,780円(税込)ですが、Amazonや家電量販店では23,000円〜25,000円前後で販売されていることが多く、実質1万円近く安く手に入ることがあります。

最新の価格と在庫状況は、以下のリンクから確認してみてください。

まとめ

この記事では、ロジクールGの最新作「PRO X TKL RAPID」について解説しました。

要点を振り返ります。

  • 磁気スイッチの性能: 0.1mm単位の調整とラピッドトリガーにより、ストッピング性能が劇的に向上します。
  • 35gの軽いタッチ: 独自のチューニングにより、非常に軽い操作感を実現しています。
  • 有線専用: 競技シーンでの安定性を最優先した仕様です。
  • コスパの良さ: 性能・品質・保証・価格(実売約2.5万円)のバランスが非常に優秀です。
FPSで勝ちたい場合、このキーボードを選ぶべきですか?

はい、選ぶべきです。

ラピッドトリガーによる「ストッピング」の速さと、35gの軽いタッチによる反応速度は、これまでのメカニカルキーボードにはない物理的な優位性を生み出します。

話題の磁気キーボードですが、実際の性能はどうですか?

文句なしのトップクラスです。

0.1mmの精度やSOCD機能など、Wootingなどのライバル機と比較しても遜色なく、さらに入手性や日本語配列、価格のバランスにおいては本機が勝っています。

有線接続のみなのは本当ですか? 無線モデルとどう違いますか?

本当です。

0.1mm単位の膨大なデータを遅延なく処理し、安定させるためにあえて有線になっています。

デスクの整理整頓を重視するなら「無線モデル(LIGHTSPEED)」、対戦での勝利を何より優先するなら「本機(RAPID)」と選び分けましょう。

これまで「ラピッドトリガー搭載キーボード」は海外製が多く、購入のハードルが高かったジャンルでした。

しかし、この製品の登場により、誰でも手軽にトッププロと同じ環境を手に入れられるようになりました。

「勝ちたい」と思うなら、間違いなく有力な選択肢の一つです。

どすこい幕府

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

主な参考文献

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この記事を書いた人

4人家族のとーちゃん。
スマートに暮らして、趣味を楽しみ、しっかりこどもを育てて、健康に過ごしたいと思っている多趣味な30代です。

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