- 「ラピッドトリガー搭載のキーボード、流行っているけれど自分に使いこなせるかな?」
- 「ゲーム性能も大事だけど、普段のタイピングや仕事でも気持ちよく使えるものがいい」
そんなふうに悩んでいませんか?
私も同じでした。プロゲーマーのような反応速度が必要なわけではないけれど、せっかく買うなら良いものが欲しい。
でも、ガチガチの競技用デバイスは普段使いしにくいのではないか……。
結論から言うと、PRO X TKL RAPIDは「ゲーム性能」と「道具としての心地よさ」のバランスが絶妙な一台でした。
スペック表には載っていない「コトコト」という上質な打鍵音が、毎日のPC作業を楽しい時間に変えてくれました。
今回は、2024年11月から毎日愛用している私が、良い点も気になる点も包み隠さずレビューします。
この記事の要点
- 打鍵感が優秀:「コトコト」という落ち着いた音で、ブログ執筆などの作業が捗る。
- 絶妙なサイズ感:テンキーレス(TKL)なのでマウスを広く使えつつ、矢印キー等は確保。
- 35gスイッチの癖:非常に軽いため、慣れるまでは「指を置くだけで入力される」誤爆に注意が必要。
- ラピッドトリガー:ライトゲーマーには劇的な変化を感じにくいが、搭載されている安心感は大きい。
- 有線専用:デスク周りを無線で統一したい人には不向き。
この記事の信頼性について
私は30代で、普段はブログ執筆やFPSゲームを楽しんでおり、この記事は、2025年11月末に自費で「PRO X TKL RAPID」を購入し、約2ヶ月間、毎日メインキーボードとして使用した実体験に基づいています。
カタログスペックの読み上げではなく、実際の生活の中で感じた「生の声」をお届けします。
この記事でわかること
- このキーボードを使うと、毎日のゲームや作業の「音」がどう変わるか。
- ラピッドトリガー機能は、ガチ勢以外にもメリットがあるのか。
- WootingやRazerなどのライバル機と迷ったときの選び方。
- 購入後に後悔しないための、具体的な注意点。
PRO X TKL RAPIDをチェックする
PRO X TKL RAPIDの概要と一般的な評判
まずは、このキーボードがどんな製品なのか、客観的なデータと世間の評判をざっくり整理します。
「磁気アナログスイッチ」という新しい技術
最大の特徴は、従来の機械的な接点を持つスイッチではなく、磁石の力で入力を検知する「磁気アナログスイッチ」を搭載していることです。
これにより、キーをどれくらい押し込んだら反応するか(アクチュエーションポイント)を、0.1mmから4.0mmの間で0.1mm単位で自由に調整できます。
話題の「ラピッドトリガー」とは?
キーを少し戻した瞬間に「入力OFF」、再び押せば即「入力ON」になる機能です。
従来のキーボードのように「キーが物理的に戻りきる」のを待つ必要がないため、VALORANTのようなゲームでのストッピング(止まる動作)が劇的に速くなると言われています。
基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サイズ | テンキーレス(幅357mm × 奥行150mm) |
| 重量 | 約900g台(実測値)※デスク上でズレにくい安定感あり |
| スイッチ | 押下圧35gのリニアスイッチ(クリック感なし) |
| 接続方式 | 有線のみ(USB Type-C) |
| 価格 | 定価:32,780円(税込)実売:2万円台前半になることもあり(Amazon.co.jp) |
私の体験レビュー:2ヶ月使って分かったこと
ここからは、私が実際に購入して感じたことを「良いところ」も「悪いところ」も含めてお話しします。
開封から第一印象:意外な「厚み」と高級感
初めて箱から出したとき、まず驚いたのはその厚みでした。
これまで薄型のキーボードを使っていたこともあり、「思ったより背が高いな」と感じました。
パームレスト(手首置き)があったほうが楽かもしれません。
ただ、作りは非常にしっかりしています。
トッププレートのアルミ素材や、キーキャップのザラザラした質感(PBT素材)には安っぽさが全くなく、「いい道具を買ったな」という所有欲を満たしてくれました。
【メリット】生活が変わった!感動ポイント
「コトコト」音が作業を楽しくする
一番気に入っているのが打鍵音です。
ゲーミングキーボードというと「カチャカチャ」うるさいイメージがありましたが、これは違います。
スコスコ、コトコト……という、低めで落ち着いた音がします。
この音がリズムを生んでくれるので、ゲームはもちろん、ブログの記事を書いているときも非常に心地よいです。
タイピングそのものが楽しくなる、というのは大きな発見でした。
テンキーレス(TKL)の絶妙なバランス
私はゲーム以外の作業でも使うので、Fキー(ファンクションキー)や矢印キーがない「60%キーボード」には抵抗がありました。
このTKLサイズは、マウスを大きく動かせるスペースを確保しつつ、作業に必要なキーは全て揃っています。
「ゲーム特化すぎて普段使いできない」というストレスが一切ありません。
【デメリット】購入前に知ってほしい、気になった点
アイドリング時のライティングが邪魔
PCにつなぎっぱなしにしていると、ふとキーに触れたときなどにLEDが派手に光ることがあります。
設定ソフト(G HUB)で消すことはできそうですが、設定項目が少し分かりにくく、最初は「光らなくていいのに!」と感じました。
35gのスイッチは「軽すぎる」かも?
キーの重さが「35g」と非常に軽いです。 撫でるようなタッチで入力できるので指は疲れないのですが、慣れるまでは「指をキーに乗せているだけで勝手に入力されてしまう」という誤爆が多発しました。
特にタイピングで、意図せず入力されてしまうことが何度かありました。
慣れれば快適ですが、最初の1〜2週間はリハビリ期間だと思ったほうがいいでしょう。
静音性は「そこそこ」
「コトコト」という音は心地よいですが、決して無音ではありません。
静かなオフィスや、家族が寝静まった寝室で使うには、少し音が響くかもしれません。
一般的な評判と私の感想を比較
世間のレビューと、私が実際に使って感じたことにはいくつか違いがありました。
| 項目 | 一般的な評判・口コミ | 私の正直な感想 |
| SOCD機能 | 設定でストッピングが有利になる | 効果を実感できていない。 |
| ラピッドトリガー | FPSで劇的に勝率が上がる神機能 | ガチ勢ではないため、正直「劇的な違い」までは分からず。ただ、反応が良いのは確か。 |
| 有線接続 | 今どき有線のみは不便 | デスクで動かさないのでケーブルは邪魔にならず。充電切れの心配がないので逆に楽。 |
「ラピッドトリガー」や「SOCD」といったプロ向けの機能は、私のようなエンジョイ勢には「宝の持ち腐れ」に近い部分がありました。
しかし、「反応が良い」「作りが良い」という基礎体力の高さは、誰が使っても恩恵を受けられるポイントです。
ライバル品との比較:結局どれがおすすめ?
購入時に迷った他の製品との違いを整理しました。
Wooting 60HE+
- Wooting:設定ソフトがWebベースで使いやすく、性能は最強クラス。ただし、標準は60%サイズ(矢印キーなし)で普段使いには慣れが必要。
- PRO X:TKLサイズで日本語配列もあり、日本のPC環境に馴染みやすい。
ゲーム性能だけに全てを捧げるならWooting。
仕事やチャットも快適にこなしたいならPRO Xです。
Razer Huntsman V3 Pro TKL
- Razer:光学式スイッチ特有の「カチカチ」感が強め。リストレストが付属しているのは魅力。
- PRO X:打鍵音が静かで上品。
音の好みで選んでOK。
「カチカチ」派はRazer、「コトコト」派はPRO X。
お得に買う方法・セール情報
- 定価:32,780円(税込)
- 実勢価格:Amazonや家電量販店では、約23,000円〜25,500円程度で販売されていることが多いです。
発売当初より価格が落ち着いてきており、この性能で2万円台前半ならコスパはかなり高いと言えます。
特にAmazonの大型セール時や、楽天のポイントアップ期間を狙うのがおすすめです。
PRO X TKL RAPIDはどんな人におすすめ?
私の体験から、自信を持っておすすめできるのは次のような人です。
おすすめな人
- ラピッドトリガーを初めて試してみたい人:2万円台前半でロジクールの最新技術が手に入ります。
- 音にこだわりたい人:「コトコト」という高級感のある打鍵音は、一度使うと病みつきになります。
- 仕事とゲームを一台で済ませたい人:テンキーレスの配置は、Excel入力やブログ執筆でもストレスがありません。
おすすめしない人
- 完全な静音を求める人:音は鳴ります。
- デスクを無線でスッキリさせたい人:ケーブルは必須です。
- 重めのキータッチが好きな人:35gは本当に軽いです。
まとめ
「PRO X TKL RAPID」は、プロゲーマー向けの尖った性能を持ちながら、私たち一般ゲーマーの日常にも寄り添ってくれる懐の深いキーボードでした。
劇的にゲームが上手くなる魔法の杖ではありませんが、「気持ちよく入力できる」「思い通りに動く」という体験は、PCに向かう時間を間違いなく豊かにしてくれます。
もしあなたが、古くなったキーボードからの買い替えを検討していて、「ちょっと良いやつを使ってみたいな」と思っているなら、このコトコト音と反応速度をぜひ体験してみてください。
お得な販売ページはこちら
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
主な参考文献
- ロジクールG「PRO X TKL RAPID」レビュー – GAME Watch https://game.watch.impress.co.jp/docs/topic/special/1634671.html
- PRO X TKL RAPID Gaming Keyboard | Logitech G https://www.logitechg.com/en-sg/products/gaming-keyboards/pro-x-tkl-rapid.html
- Keyboards with Lowest latency and fastest responce time ranked : r/WhatKeyboard – Reddit https://www.reddit.com/r/WhatKeyboard/comments/1j5lw8v/keyboards_with_lowest_latency_and_fastest/
- ロジクール初のラピトリ対応キーボード「PRO X TKL RAPID」が発売 – AKIBA PC Hotline! https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1630142.html
